JAPANESE WHISKEY COLLECTION
世界五大ウイスキーの一つであるジャパニーズウイスキーを幅広くラインアップしております。
山崎 YAMAZAKI
京都・天王山の麓にたたずむ山崎蒸溜所。この地では言わずと知れたシングルモルトウイスキー「山崎」が造られています。
山崎は、万葉の歌にも詠まれた水生野(みなせの)と言われる名水の里です。名水百選のひとつ「離宮の水」は、今もこんこんと湧きつづけています。茶人・千利休もこの地の水を愛し、秀吉のために茶室「待庵」を構えたほど。
水はウイスキーの命。軟水の中でも硬度が高めの山崎の水は、複雑な香味や重厚なモルト原酒をつくるにはうってつけです。
さらに、四季折々の変化が感じられ、濃い霧がたちこめやすく、温暖かつ湿潤な気候は、ウイスキーの熟成にとってまさに好条件といえます。ジャパニーズウイスキーの草分け的存在でもある山崎はこの恵まれた土地と水から生まれています。
・山崎
やわらかく華やかな香り、甘くなめらかな味わい。
・山崎12年
繊細で複雑、深みのある味わい。
・山崎18年
奥行きのある、圧倒的な熟成感。
白州 HAKUSHU
南アルプスの山々の麓、山梨県北杜市に位置する白州蒸溜所。広大な森に包まれ、澄みわたる大気と幾多の清流に恵まれた地でウイスキーが造られています。
「白州」は、南アルプスの天然水を仕込み水に、“森の蒸溜所”で生まれたモルト原酒だけでつくるシングルモルトウイスキーです。清冽な水、澄みきった大気、標高がもたらす厳しい気候。「白州」の香味には、生命力あふれる森の自然そのものが溶け込んでいます。
さらに「発酵」・「蒸溜」・「貯蔵」というそれぞれの工程に豊かな自然とつくり手のこだわりが息づいた、多彩な原酒のつくり分け。このさまざまな香味の原酒を、ブレンダーが経験と繊細な感性を頼りに、絶妙なバランスでブレンド。シングルモルトウイスキー「白州」として、ひとつの香味にまとめあげ、清々しさの中にも奥深さを感じる、「白州」独特の味わいが生まれます。
・白州
森の若葉のようにみずみずしくフレッシュな香り、爽やかで軽快なキレのよい味わい。
・白州18年
熟した果実のような、深い香りとほのかなスモーキーさ。
響 HIBIKI
ブレンデッドウイスキー「響」が生まれたのは1989年。
「響」というブランド名は「人と自然と響きあう」という、サントリーの企業理念が込められています。24面カットの美しいボトルは、日本の季節の移ろいを表す24節気と、1日を刻む24の時間をイメージしたデザインです。
また、「響」の真骨頂はそのブレンド技術。山崎蒸溜所と白州蒸溜所というふたつのモルトウイスキー蒸溜所と、グレーンウイスキーを生産する知多蒸溜所をもち、世界的にも類を見ないほどの繊細な原酒のつくり分けを行っています。ひと樽ごとに異なる個性や熟成のピークとなる原酒をブレンダーが見極め、それらの原酒を重ねあわせ、ひとつにまとめあげています。
華やかに広がる、やわらかい味わい。
・BLENDER'S CHOICE
甘やかに響きあう、多彩な原酒と匠の技のハーモニー。
・響21年
きわめてフルーティーで甘美な、花を想わせる熟成香。奥ゆきのある余韻の長いアフターテイスト。
エッセンス・オブ・サントリーウイスキー
水と自然にこだわり、伝統の技とブレンダーの経験と感性を活かし新たな可能性に挑戦し続けるサントリーのエッセンスシリーズ。ウイスキーづくりへのあくなき情熱が込められた「ESSENCE(本質)」を追求するシリーズです。2019年に販売された第3弾のウイスキーをご用意いたしました。山崎蒸溜所、白州蒸溜所、知多蒸溜所で生み出される多彩な原酒をブレンダーが厳選し、高い技術でブレンド。繊細で優美な調和の中に、日本固有の「杉樽モルト原酒」の個性が輝く、新しいブレンドウイスキーの挑戦を、どうぞお試しください。
・ブレンデッドウイスキー クリーンタイプ
さわやかで圧倒的に香り立つ杉樽原酒。杉の香りが口の中で広がりつつも、甘くコクのある味わいです。
・ブレンデッドウイスキー リッチタイプ
ヘビーで濃厚なブレンド。甘くて滑らかな飲み口で、杉の香味が続き、良く熟した果物の美味しさを味わうことができます。
竹鶴 TAKETSURU
「竹鶴」に使われる素材はモルトだけ。グレーンを使わずに実現できる最上級の飲みやすさを追い求めて、ブレンダーは、ニッカウヰスキーが誇るさまざまなモルトをより精緻に磨きあげ、ブレンドしました。キーモルトは、シェリー樽熟成の余市モルトと宮城峡モルト、そしてリメード樽熟成の宮城峡モルト。
なめらかで艶やかな口当たりと華やかでフルーティーな香り。重厚なモルトの甘みとコク、やわらかくつづく余韻。はじめはストレート、次はわずかに水を加えて。次々にあらわれるモルトの個性を確かめながら、ブレンドの技に想いを馳せてみてください。
熟成を重ねた上質のモルトだけで仕上げた、香りがよくて飲みやすいピュアモルトウイスキーです。
・竹鶴17年
ピートの香り、長く持続する豊かで重厚感あふれる味わい、長期貯蔵由来の熟成香が楽しめます。
・竹鶴21年
21年以上熟成したピュアモルトならではの濃密な香りと持続するリッチで深い余韻が特長のウイスキーです。
イチローズモルト 秩父蒸留所
東京から北西に約100km。埼玉県・秩父市にある秩父蒸溜所は、2000年代に設立された比較的新しい蒸溜所です。しかし、そこで造られるウイスキー「イチローズモルト」は細部にまでこだわりが光ります。たとえば「発酵槽」はステンレス製の槽が使われるのが一般的ですが、ここではあえて手間とコストのかかるミズナラの木の発酵槽を採用。そして、ポットスチルにも世界的に有名なスコットランド・フォーサイス社製のものを使用しています。 森林と良質な天然水に恵まれた秩父は夏と冬との寒暖差が大きく、それが程よい熟成感をもたらすとされています。製麦からボトリングまでの全工程を自社で行い、手間を惜しまず造られるこだわりのウイスキーをぜひお試しください。
複数のモルト&グレーン原酒をブレンド。ハイボールとの相性も抜群のウイスキーです。
レモンピールやオレンジピールを思わせる爽やかで柑橘系の果物をニュアンスを感じる香りと、
スイートで軽やかな中に複雑で奥深い原酒のハーモニー、コクのある余韻が楽しめます。
・ワインウッドリザーブ
赤ワイン熟成樽の空き樽をウイスキーの後熟に使用。
モルト100%のウイスキーの華やかさと、豊潤さに、フレンチオーク樽による個性が加わりエレガントなウイスキーに。
フルーティーなトップノート、ビターチョコレート、オレンジピールなどの複雑な味わいが特徴です。
・ミズナラウッドリザーブ
ピートの強い原酒を選出しブレンド、ミズナラ樽で再熟成させた奥深い味わいの本格派ウイスキーです。
熟した果実とチョコのアロマに樽香が溶け込んだ複雑味。
干しブドウの様な味わいとほのかなスパイシー感が混ざり合い滑らかに広がります。
WHISKEY SELECTION
「世界5大ウイスキー」の1つに数えられている日本。
昨今、日本のウイスキーは世界的にブームとなり、この2016年前後で日本全国にたくさんのウイスキー蒸溜所が作られました。
北海道から沖縄まで、日本全国でジャパニーズウイスキーの蒸留所は全67ヵ所が稼働し、準備中の蒸留所を含めると全88か所の蒸溜所があります。
優れたウイスキー造りに欠かせないきれいな水源と温暖な気候、そして熟練したブレンダー技術から育まれる多種多様なジャパニーズウイスキーをお楽しみください。
・富士山麓
数十年とも言われる長い歳月をかけてろ過されてきた、富士の伏流水。
ウイスキーづくりに適した上質の天然水を贅沢に使うことで、富士御殿場蒸溜所の原酒は、その生命の純度を高めていきます。
熟成のピーク(マチュレーションピーク)を迎えた原酒を厳選しブレンド。
甘い樽熟香と華やかな果実香が織りなす、 複層的で奥深い味わいが特長のウイスキーです。
【マルス信州蒸溜所】
・シングルモルト 駒ヶ岳 リミテッドエディション 2018
信州の美しい自然環境の中、バーボンバレルとアメリカンホワイトオーク樽で熟成したモルト原酒から造られた、
2018年限定瓶詰のシングルモルトウイスキーです。熟したプラムや花の香りとほのかなピート香が調和し、
口に含むと柑橘の香りが広がり長く心地よい余韻を楽しめます。
・アマハガン ワインカスク
ウイスキー造りにとって最も重要な工程である「ブレンド」に焦点をあて、生み出されたブレンデッドモルトシリーズ「AMAHAGAN」。
Edition No.1をベースに赤ワインの個性を活かした後熟にチャレンジ。レーズンやベリーといった赤ワイン由来の風味と、
長濱独特のモルティさが絶妙に調和、アフターに爽やかなオレンジピールを感じます。
口に含むと、独特の穀物の甘味が全体に広がりますが、ほどよい渋味が全体を引き締めます。その深みある味わいをお愉しみ下さい。
・アマハガン ミズナラカスク
Edition No.1をベースに国産の水楢の樽で後熟させたブレンデッドモルトウイスキー。
グラスに溢れる長濱モルトらしい甘い麦芽の香りは、オレンジや赤りんごなど暖かみある果実と混じりあい、より芳醇に。
時間が経過するにつれ、ミズナラに由来する香木のニュアンスはさらに引きたち、最後は甘いキャラメルのようなウッディネスを感じます。
口に含めばオレンジの焼き菓子や、香ばしい黒糖の風味。甘味の後には、ビターなチョコレートをゆっくり溶かしているような豊かな余韻が残ります。
・山桜
オーク樽で5年以上熟成されたモルトとシェリー樽熟成モルト、ピーテッドモルトをバランスよくブレンドしたピュアモルトウイスキーです。
モルトのリッチな味わいとシェリー樽由来の柔らかな果実香、甘い滑らかな口当たりと程よいスモーキーな風味を楽しむことができます。
・ムーングロウ
20年以上熟成を重ねた三郎丸蒸留所モルトをキーモルトに、熟成年数が10年以上の原酒のみを吟味してブレンド。
グレーンは赤ワイン樽で後熟したものをあわせて、より深みのある味わいに。
1952年に創業を開始した長い年月が生み出す重層的な味わいと複雑な余韻が、調和を奏でながら永く続きます。